違法行為を勧める税理士
週刊朝日最新号に年金の特集があったので買いました。厚生年金からに脱退する企業が増えているという特集でしたが、ここになんと堂々と顔出し実名出しで厚生年金の脱退を勧める税理士がいました。
彼は厚生年金の保険料が天下り先に流れていることが我慢ならないらいです。だからといって厚生年金をやめていいはずがありません。なんと短絡的な思考しかできない税理士でしょうか。彼によれば、年金制度はいずれ崩壊するそうです。そんなことが一税理士に断定できるのですか。年金制度が崩壊するわけ無いじゃないですか。それは国家の崩壊を意味するんですよ。
このバカ税理士は「先手を打って厚生年金をやめたほうが得策です」なんて言い切っている。法律違反を平気で勧めているわけです。この税理士の顧問先は130社(「社」というからには法人なのでしょう。当然厚生年金強制適用事業所です。)もあるそうですが、社会保険に加入しているのはそのうちたったの50社だそうです。こんな税理士がついて違法な脱退を勧められたんじゃまともな会社はたまりませんね。見方を変えればよくぞ50社も残っているものだ、と言えます。
うちの顧問先でも社会保険からの脱退が相次ぎ、税理士がこっそりと社会保険からの脱退を勧めているのではなかろうか、とはうすうす感じていましたが、まさか堂々と顔出し実名出しでのたもうているとは厚顔無恥に驚きあきれるばかりです。
なかには(いや、これが殆どだと信じたいのですが)社会保険を脱退しなければ倒産してしまう、やむにやまれぬ事情から脱退する会社もあると思います。そういう会社には同情を禁じ得ませんが、一旦社会保険を脱退してしまうと味をしめてしまい、二度と加入したがらないのも事実です。週間朝日にもそういう会社社長の話が載っています。
それにしても、いやはや、なんともふざけた税理士がいたものです。違法行為を勧めているんですからね。恥を知れ恥を。