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埼玉労働局で個別労働紛争相談件数が過去最高

解雇、いじめ増加 相談件数が過去最高 埼玉労働局・05年度上半期

 埼玉労働局がまとめた2005年度上半期における個別労働紛争相談の利用状況によると、相談件数は窓口開設(2001年10月)以降、最多となった。
 長引く景気低迷、中小企業が多い県内事情を反映して、相談内容は、解雇、労働条件引き下げに関する相談が多く、いじめ・嫌がらせに関する相談も増加した。

 埼玉労働局は、解雇相談が増加していることについて「相談内容に変化はみられないが、景気動向と無関連ではないだろう」としているが、景気は徐々に回復してきつつあります。中小企業にはまだまだ波及して来ないとは言え、最悪の状態は脱出したのではあるまいか。すると個別労働紛争の相談件数が増えた理由は、今まで知られていなかった「総合労働相談コーナー」の存在が次第に労働者に知れ渡るようになったことと労働者の意識の変化ではないでしょうか。

 ほんの数年前ならぐっと我慢していた労働者たちが一斉に声を上げ始めた。インターネットで簡単に労働紛争の対処法が調べられます。モラルの変化もあります。北見昌朗先生も著書で仰っていましたが、会社を訴えてでも取れるものを取ってやれ、といったモラルの変化、勤労観の変化が大きく影響しているのではないか。今後はますます労働紛争は増加すると思われます。

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