ホワイトカラーエグゼンプション
ホワイトカラーエクゼンプション制度はすでにアメリカで運用されている制度で、一定の職務・賃金の要件を満たす管理職・専門職を労働時間の規制からはずす制度です。
先頃、日本経団連は「ホワイトカラーエクゼンプションに関する提言」をとりまとめました。現行の専門業務型裁量労働制の対象労働者には年収の多寡にかかわらず適用し、年収700万円以上なら労使協定の締結、または労使委員会の決議で適用、そして労使委員会の決議に限り年収400万円以上であれば適用可能にすべきである、と提言しています。要するにホワイトカラーで年収が400万円以上であれば労働時間、休憩、休日及び深夜業に係わる規制の対象外になりうるわけです。
このような日本経団連の提言に対して各労働組合は一斉に反発しているようです。「ホワイトカラーエクゼンプション」と入力して検索してみると「残業代剥奪」「残業野放し」「深夜業無制限」「休憩・休日もなし」と厳しい意見ばかり目に付きます。
たしかに年収400万円以上ではちょっと厳しすぎるような気がします。日本経団連は管理監督者について深夜業の割増賃金支払い規定も労基法からの削除を求めていますが、本当の意味での経営者と一体の立場にある管理監督者に対してであれば、たしかにこの規制はおかしいような気がします。時間外・休日労働の割増賃金支払い義務は無いのに深夜業に関してだけは支払義務がある、というのものですから。
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言 概要
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言
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