企業が思うほど成果主義は従業員に納得されていない
労働政策研究・研修機構/動向調査:労働者の働く意欲と雇用管理のあり方に関する調査
過半数の企業で成果主義が導入されているにも係わらず、「職場の業績や成果をあげようという雰囲気」が強まったと答えたのは労働者の約4割、企業の約7割で、企業が考えるほど実際の職場の雰囲気は業績・成果志向になっていない。また、成果主義が普及している一方で、約3割の労働者は「評価の賃金・賞与への反映に対する納得感」が低下したと回答。賃金については半数以上の労働者が満足していない。
私もかつては成果主義を信奉していましたが、最近はちょっと待てよ、と疑問を感ずるようになりました。日本の歴史や文化に根ざした終身雇用・年功序列型の賃金制度をいとも簡単に破棄していいものかどうか。長期的な視野に立った成果主義はどうしても難しい、となるとどうしても短期的な成果をあげた従業員だけが評価される。10年20年先を見越した制度となると、どうしても年功序列・終身雇用制度に頼らざるを得ない。
かつても国内の景気が悪くなるとすぐに、もう年功序列制度は終わりだ、などと言われてきたが景気が持ち直してくると年功序列が復活する。日本的な年功序列・終身雇用制はすばらしい、なんてアメリカからもうらやましがられる。
もう、アメリカの後を5年も10年も遅れて追いかけるのはやめましょう。小泉さんや竹中さんにも早く引退して貰いましょう。